マンスリー貸し
空いている日を「別の貸し方」で埋める。
民泊新法は年180日まで。残りの日や、お客さんが少ない時期に部屋を遊ばせておくのは、もったいない。
そこで出てくるのが「マンスリー貸し」(30日以上の月ぎめ貸し)。
今日は、これがどんな仕組みで、誰に・どう売るかを、やさしく押さえます。
空いてる日、
どうしてる?
「180日の残り」や「お客が少ない時期」の悩みを、会話でほぐしておきます。

これって、なんとかならないんですか?
1泊2泊じゃなくて、1ヶ月単位で月ぎめで貸すやり方だよ。
これは旅館業や民泊じゃなくて、「不動産」のルール(借地借家法など)で、30日以上からが基本。空いた期間をまとめて埋められるんだ。


観光客は数泊で帰っちゃいますよね。
たとえば近くの工事現場で働く作業員さん、家族の入院に付き添う人、リフォーム中の仮住まいを探してる人。
こういう人は数週間〜数ヶ月、家具家電つきの部屋を探してる。
あるオーナーさんは工事会社に直接営業して、4ヶ月まるごと借りてもらえたそうだよ。今日はその「売り方」を学ぼう。

マンスリー貸し=観光客ではなく「事情があって中期で住む人」に貸す。そして、その相手は個人より会社(BtoB)から探すのが近道。次のページで、仕組みと需要先をくわしく見ていきます。
マンスリー貸しとは
どんな貸し方?
これが今日の主役。仕組み → 誰に売るか → どう売るかの順で押さえます。
| くらべる軸 | 民泊(1泊〜) | マンスリー貸し(30日〜) |
|---|---|---|
| ルール | 民泊新法・旅館業など | 不動産のルール(借地借家法など) |
| 貸す期間 | 1泊〜数泊が中心 | 30日以上(月ぎめ) |
| 主なお客さん | 観光客・出張客 | 工事作業員・入院付き添い・仮住まい |
| 収入の出方 | 稼働しだいで上下する | 1ヶ月まとめて・安定しやすい |
| 必要なもの | こまめな清掃・ゲスト対応 | 家具家電つき+営業(次で説明) |
① いつ使うと得? 民泊新法は年180日まで。その残りの日や、お客さんの少ない時期をマンスリーで埋めると、部屋を遊ばせずにすみます。じつは年末年始など宿が高騰する時期は、ゲスト側にとっても1泊より月ぎめのほうが割安になることがあり、お互いにうれしい組み合わせになります。
② 誰が借りる?(需要先) 観光客ではなく、事情があって数週間〜数ヶ月そこに住む人です。代表は——近くの工事現場で働く作業員さん/家族の入院に付き添う人/自宅リフォーム中の仮住まいを探す人。こういう人は「すぐ住めて、家具家電がそろっている部屋」を求めているので、家具家電つきのマンスリーがピタッとハマります。
③ どう売る?=BtoB営業が鍵。 個人を一人ずつ待つより、「人をまとめて手配する会社」に営業するのが近道です。あるオーナーさんは、近くの工事会社に直接「作業員さんの寮として使いませんか」と営業して、4ヶ月まるごと借りてもらえたとのこと。相手が会社(B)なので、1件決まると長くまとまった収入になります。これが個人客(C)相手の民泊との大きな違いです。
⚠️ 要確認※マンスリー貸しの契約形態・必要な許認可、そして需要のある相手は、地域によって差があります。「30日以上なら不動産のルール」というのは一般的な目安で、自治体や契約のしかたによって扱いが変わることがあります。実際に始めるときは、必ず最新の公式情報・お住まいの自治体・不動産や法律の専門家に確認してください。
向く場面・
気をつける所
仕組みが分かったら、次は「どんな時に使うと得か・どこに注意するか」。要点だけ押さえましょう。
180日の残り・閑散期を埋めたい
民泊で使い切れない日数や、お客さんの少ない時期がある物件。1ヶ月まとめて貸せるので、清掃やゲスト対応の手間が減り、収入も読みやすくなります。近くに工事現場・大きな病院・賃貸の多いエリアがあると需要を取りやすいです。
観光のピークでフル稼働できる物件は、無理にマンスリーへ切り替えると1泊あたりの単価が落ちることも。あくまで「空く期間の穴埋め」として考えるのが基本です。
誰に・何を用意すると刺さるか
工事作業員・入院付き添い・リフォーム仮住まいなど、すぐ住めて家具家電がそろった部屋を求める人。冷蔵庫・洗濯機・寝具・Wi-Fiなど「生活がすぐ始められる」状態にしておくほど決まりやすくなります。
観光客向けのおしゃれ重視だけだと、中期で住む人のニーズ(洗濯機・自炊できるキッチン・静かさ)とズレます。需要先を決めてから設備を整えるのが順番です。
BtoB営業(会社に売る)が鍵
個人を一人ずつ待つより、人をまとめて手配する会社(工事会社など)に営業するほうが早い。1件決まれば数ヶ月まとまった収入になり、探す手間も減ります。
契約のしかたや必要な許認可は地域差が大きいのがマンスリーの難しさ。「いけそう」と思っても、始める前に必ず自治体・専門家に確認を。営業も、断られる前提で数を当たる気持ちで。
まとめると——マンスリーは「空く期間を、事情で中期に住む人に、会社経由で売る」多角化の一手。観光のフル稼働と食い合わない範囲で、賢く穴を埋めるイメージです。
やってみよう:
営業文と需要先をAIで
やることは3つ。上から順番にやってみよう🐾
「〇〇県〇〇市」「広さ・間取り」「家具家電のあり/なし」「近くにある工事現場・病院・大学など」を、ざっくり書き出すだけでOK。完璧じゃなくて大丈夫。
あなたはマンスリー賃貸(30日以上の月ぎめ貸し)のBtoB営業にくわしいアシスタントです。 私の物件を、観光客ではなく「中期で住む人(工事作業員・入院付き添い・リフォーム仮住まい等)」に、会社経由で貸したいです。 【私の物件】 ・エリア:〇〇県〇〇市(最寄り駅・周辺の特徴も補足) ・広さ/間取り:〇〇㎡/1K など ・家具家電:あり/一部 など ・近くにあるもの:工事現場/大きな病院/大学/工場 など 次の2つを作ってください。 1.【営業する先のリスト】このエリアでマンスリー需要を持ちそうな「会社・組織」を種類ごとに10件分。 (例:建設・工事会社/リフォーム会社/近隣の総合病院の付き添い宿泊ニーズ/派遣・寮手配の会社 など) それぞれ「どう探すか(検索キーワード・問い合わせ先の例)」も添える。 2.【営業文(メール/電話の話し方)】上の相手に送る、短くて感じのよい営業文のたたき台。 「作業員さんの寮・仮住まいとして、家具家電つきで月ぎめで貸せます」という趣旨で、相手のメリットが先に伝わる形に。 ※マンスリーの契約形態や許認可は地域差が大きいので、私が自分で確認すべき点(自治体・不動産/法律の専門家への確認事項)も最後にまとめてください。断定しすぎないでください。
「〇〇エリア」の物件を、マンスリー貸し(30日以上)で 工事作業員さんや仮住まいの人に貸したいです。 営業する先になりそうな会社・組織の種類と、 会社向けの短い営業文のたたき台を、初心者向けに作って。 自分で確認すべき注意点も知りたいです。
AIが作るのは「営業のたたき台」です。会社名や連絡先、需要があるかは地域で大きく変わるので、最後は自分で調べて確認しよう。契約や許認可は不動産・法律の専門家、自治体に必ず確認を(AIは古い情報を混ぜることがあるよ)。
AIを学べば、これを自分のPCの中でできます。エリアや物件を変えるだけで、営業先リストも営業文も一瞬で何パターンでも。その「AIを自分の道具にする力」は AIエージェントコース で身につきます🐾
💡 まず1社に当たってみる
仕組みと売り方をふまえて、現場のオーナーがどう動いたかを聞いてみましょう。
私のまわりでは、近くの工事会社に「作業員さんの寮として、家具家電つきで月ぎめで貸せます」と直接営業して、4ヶ月まるごと借りてもらえた例があります。観光のピークが終わった時期でも、これで部屋が遊びませんでした。
ポイントは、個人客を待つのではなく、人をまとめて手配する「会社」に当たること。1件決まれば長くまとまった収入になります。
だから最初の一歩は、立派な準備よりも「営業する先を1つ決めて、当たってみる」こと。断られて当たり前、数を当たる気持ちで大丈夫です。
運用の豆知識をひとつ。民泊のゴミは「事業ごみ」なのでゲストは地域のゴミ捨て場に出せませんが、マンスリー(居住扱い)ならゲスト自身が出してOKになります。ただし分別ルールの説明はしっかりと——ここが近隣との関係を守るポイントです。
ひとつだけ約束してほしいのは、契約や許認可のしかたを、始める前に必ず自治体や不動産・法律の専門家に確認すること。マンスリーは地域や契約のしかたで扱いが変わるので、ここだけは慎重にいきましょう。
例:「近くの〇〇建設に、作業員寮としてメールで打診してみる」など。今の見当でOK、あとで変えても大丈夫。
今日やったこと
この2つができたらクリア!まだのものは「スキップ」でもOK、あとで戻れば大丈夫だよ。
2つチェックすると「次へ」が押せるよ。空いた期間を会社に売る——マンスリーという一手を、もう自分のカードにできたね🐾
Lv 9-3 クリア ✓
もう一つの貸し方を手に入れた!🎉
マンスリー貸しは、180日の残りや閑散期を埋める多角化の一手。観光客ではなく「事情があって中期で住む人」に、工事会社などの「会社」を通して売る——BtoB営業が鍵でした。1件決まれば長くまとまった収入に。次は、空いた部屋をまったく別の用途で活かす「レンタルスペース」を見ていきます。
※マンスリーの契約・許認可・需要は地域差が大きいです。始める前に必ず公式・自治体・専門家に確認を。